不動産購入時に絶対に優先すべきたった一つのこと
これを読めば、悪質な営業に惑わされ、粗悪なゴミ物件を購入することはなくなるでしょう。
今回は不動産投資をするうえで優先すべき、最も大切なことをお話ししていきます。
不動産投資をする時に人それぞれ自分の判断基準があると思いますが、その中で僕が今まで不動産投資をしてきて最も大切だと思うことは
良い物件を安く買うこと
だと考えています。
当たり前じゃん。。と思われるかも知れませんが、この当たり前が出来ていない人が本当に多いです。
今回、実際に不動産投資を始めたころの考えや実体験も載せつつ解説していきますので、是非参考にして頂けましたら幸いです。
くどいようですが、不動産投資において最も大切なことは、良い物件を安く買うことです。
優先すべきは、立地でも将来性でも設備の綺麗さでもありません。
頭では分かっていても、営業の方からこんなこと言われて、判断が揺らいでいませんか?
この謳い文句が来たらすぐに情報をシャットアウトすることをお勧めします。
直訳すると、儲かりません!と断言されているようなものです。
先ず申し上げておきたいのは、駅近の綺麗な最新物件は誰でも買うことが出来ます。
お金に糸目を付けなければ。という条件が付きますが。
ネット上に数多く出ている不動産投資のデメリットのほとんどは、このお金に糸目をつけず、割高な価格で物件を購入したことにあります。
例えば、あなたが銀行ローンで5千万ほどの融資が得られれば、1Rマンションであれば、関西圏内であればほぼどこでも購入することが可能でしょう。但し、それは投資としては成り立ちません。
あくまで投資は、物の価格が適正より安い時に買って所有する事で利益を得ることができます。
適正価格より割高なものを購入しても、綺麗な物件を入手し所有欲は満たせても投資対象としてはNGです。
実際に僕も不動産投資を始めた当初は、この利回りを優先せず、立地や設備、部屋の綺麗さ等を同列で考えてました。
僕は京都出身なので、このあたりの治安や人通り、町の様子などは少なからず把握できていたので、京都の一等地、田の字エリアに物件が欲しいと考えておりました。(田の字エリア:京都の中心地であり、資産価値が高いエリア)
毎日募集物件を見て、そのエリアの1Rマンションの見学に行き、当時表面利回り3.8%程の物件を見つけたときは小躍りしたものです。
立地条件は間違いない。と確信していたので、特によく考えず購入しましたが、結局収益物件とはほど遠く、3年ほど所有後に手放しました。
売価は購入額より50万ほど上乗せ出来たことが救いでしたが、それでもトータル75万程の損でした。
この時は、手痛い授業料でしたね。。。
今だと表面利回り3.8%では収益が出ないことは分かりますが、当時は立地に目がくらんだのと、そこに物件を持てるという所有欲が目をくらませてしまったのです。
冒頭で紹介した営業のセールストークは、実際に収益物件として成り立たないので、他の箇所に着目させ、その真実から目を背けさせたいのです。
あなたが、自分の住む家、もしくは何か特別な事情があり、絶対にその物件が欲しい。ということであれば、収益度外視で購入するのもありでしょう。
ですが、不動産投資として考えるのなら前提条件は、その物件を買えば、儲かるか。儲からないか。を考えなければいけません。
不動産投資は、扱う金額が大きい割りに購入自体はそれほど手間ではありません。
検討、融資の条件、物件の管理とやることは色々ありますが、営業が持ってくる話はこれらの面倒ごとをほぼやってくれますので、あなたは購入するか否かを判断するだけです。
ですが、そうして持ってこられた話に検討もせず、判断すると僕のように手痛い出費を食らいます。
不動産に限らず、投資をするときには、この商品を買えば儲けることは可能か。という投資としての大前提を忘れないようにして頂きたいと思います。
それを頭に入れておくだけで、巷に出回る粗悪なゴミ物件を掴む危険は激減します。
今回の体験談があなたの参考となれば幸いです。
以上です。