1R不動産投資って正直どう?実績を踏まえて思うこと
バタバタしたルーマニア出張からようやく日本に帰ってこれました。
今回は不動産を売却したのでその実績を公開いたします。
今回は私の保有する1Rマンションの売却が無事に完了したので、その流れと投資としての成績を公開します。
初めに申し上げておくと今回売却した不動産は投資としては大失敗でした…
全体としては含み損になります。
この記事を見れば1R不動産投資の実績がイメージを掴むと共に、私のような失敗を防ぐ事ができます。
(勿論投資物件や期間、条件によって異なるのであくまでこれは1例です。)
それではどうぞ!
兵庫県の1Rマンション、購入金額と売却金額は以下のとおりです。
購入金額:¥12,000,000-
売却金額:¥12,500,000-
差し引き:¥500,000-
この結果だけ見ると、
売却金額のほうが購入金額より高いからいいんじゃないの?
そう思われた方もおられるのではないでしょうか。
不動産の投資成績は売却額だけでは決まりません。
所有年数4年2ヵ月の収支詳細は以下になります。
・収入(賃料):¥2,334,141-
・支出(売買時の仲介手数料、ローン金利、修繕管理費、広告料等):¥3,365,761-
差し引き:▲¥1,031,620-
これに先ほどの売買時の差し引き額を足すと、
最終損益▲¥531,620- という結果になりました…
4年間で約▲4.4%といった成績です。
この結果は保有期間中に空室期間が約1年と長く、入れ替わりが激しかった為広告料等も多くかかってしまったという理由もあります。
しかし、保有中ずっと入居者がいたと仮定して計算した場合でも、▲¥97,094-でした…
この物件の表面利回りは約6%でしたが、それでも燦燦たる結果です。
結論としては、
・6%程度の利回り物件は長期保有(10年以上)しないと利益が出せない。
*銀行ローンありの場合
今回は私の不動産投資の失敗談を書かせて頂きました。
表面利回り6%でもこの結果ですので、このあたりが1R不動産投資が危険といわれる所以だと痛感しました。
勿論これは1例ですので、必ずしも1R不動産投資が悪いとは思いません。
うまく利益を出している方もおられるでしょう。
ただ不動産投資で怖いと思ったのは、銀行ローンを組んでいるためか自分が損をしたと実感しづらい事です。
損をしているとはいえ手元にはお金が残りましたからね。(元々自分が払ったお金が減って返ってきただけですが…)
実感がないということは今後同じ失敗をしやすく傷口をどんどん広げる事になります。
この記事を見て皆さんは馬鹿だな~と笑いつつ同じ失敗をしないよう注意して頂ければと思います。m(_ _)m
最後までご覧いただき有難うございました。